子供の好奇心、色々な事に、疑問を感じます。 ひかるは、野生のハトを生け捕り、飛べないよう羽先を切り、ニワトリ同様、飼い慣らそう、と実験。 難なく飼い猫に食べられてしまい、小さなウズラですら、野良猫に襲われても逃げ切れるのに、何んでいとも簡単に食べられるのだろうか、と考えさせられました。 やはり、空を飛ぶ鳥は空で生き、たとえ小さなウズラでも、地上で生きる代々の知恵が備わっているのだなぁと感心。 また、大空を飛び交う、ひばりを観察すると、巣へ入る時、直接巣には入りません。 わざと別な場所へ降り、茅の根を這って近づき、巣に入ります。 直接巣に入ると、カラスに巣の場所を狙われ、卵や雛を食べられる為、知恵を使っているのです。 しかし、巣から出る時は、直接飛び立ちます。 頭隠して、尻隠さず、の格言通り。 やる方もやる方、気付かない方も気付かない方。 どちらも、似たもの同士。 間抜けな鳥もいます。 ニ..
生きていく中、誰もが持って生まれた財産、知恵を使わない方はありません。 基本的な知識は、学校なり、本を読む事で得られますが、知恵は見方、考え方、立場や状況等で、十人十色。 絞り出せば出す程、無尽蔵に出て来ます。 親子や将来に関する問題等、少なく見ても、一人30以上の問題があるかと思いますが、一つ一つの問題に対し、いま採れる最良の方法。これしかない! 道を選んでみましょう。 30通りの、これしかない! があるはず。 後は、その最良の方法を実行するだけ。 そして、30通りの問題すべてが矢と成り、自分の方へ向かって来ますが、すべての問題には時間差があり、その時間差を利用し、一つ一つ処理して行く。 100問題があったとしても、決して、処理不可能と言う事はありません。 今は小さな問題でも、将来は大きな問題になる場合もあり、それに対しては、今の内に手を打っておけば、大きくならずに済ます。 今は大きな..
母は晩年、アルツハイマーとなりました。 上京させるべく父を説得するにも、「母の面倒は自分が見る」の一点張り。 やむなく、石垣島の療養施設へ入所させました。 アルツハイマー特有のものなのか、白衣の医者や看護婦、薬を極端に拒んだとの事ですが、東京のひかるの所へ行けるんだ、と言うと、素直に病院や薬も受け入れ、見知らぬ人を捕まえ、東京のひかるの所へ行くんだと口走っていたとの事。 日増しに容体が悪化しているとの連絡に帰郷。 しかし、あれだけ待ち望んだ対面は、まさかと思われる再会となってしまいました。 既に息子ひかるの面影は、母の記憶の領域に跡形も無くなっていたのです。 お母さん、帰って来たぞ! ひかるだぞ!と声をかけるにも後ずさりをし、部屋の隅へ逃げ、脅えて睨む拒否する眼差し。 妖気すら漂う、一度も見た事のない視線でした。 ひかるが帰って来たんだぞ、と近寄れば近寄る程、恐怖の色は濃くなるばかり。 ..
人の腹具合というのは実にデリケート[繊細]に出来ている。小堀は、今日に限ってどうも腹が減るなぁ~…と雑念を湧かせていた。いつもはそうも思わないのだが、昨日は余り食欲がなかったため、そのギャップが雑念を湧かせたのである。『どうも腹具合だけは思うに任せない…』自分の意思ではどうにもならないと小堀は深いため息を一つ吐(つ)いた。「お父さん、そろそろ夕飯ですよ…」書斎で執筆する小堀に妻がドアを開けず声をかけた。「ああ…」小堀は小さく返した。今日の原稿を出版社へ明日の朝までにネットで送る必要に迫られていたが、コレという随筆の原稿ネタが浮かばなかったこともあり、仕方なく書斎のデスクから重い腰を上げた。と、いうのは口実で、腹具合が空腹に苛(さいな)まれていた・・というのが真相だった。夕食を貪るように食べ尽くすと、ようや...雑念ユーモア短編集(85)腹具合
上古の草原からこんにちは。皆様、我ら一行は「原の辻遺跡」に来ています。壱岐のおいしい焼酎で酔いかけた身に、日差しが刺さります。え~こちらの遺跡はですね。「王都復元公園」とも紹介されておりまして。なんの王都かと言えば、はい皆様お馴染みの魏志倭人伝。こちらに記された「一支国(いきこく)」の王都に特定されていた場所。その遺跡でございます。B.C.2~3世紀からA.C.3~4世紀(弥生時代~古墳時代初め)にかけて...
【Passvers】実際にiPhoneのロックを解除してみた感想と評価
Passvers iPhoneロック解除というソフトウェアの評価・感想を書いていきます。パスコードを解除したい、Passversの利用方法、口コミや安全性が気になる方へ。Passversの機能などの基本情報から利用方法まで解説していきます。
出来不出来は別として、やるだけやる!と意気込むのは必要だ。岳上(たけがみ)も、やってやる!と雑念を振り捨て意気込んでいた。ただ、相手は大手のヘッジファンド、KARASである。ヘッジファンドはハゲタカの異名を持つ投資ファンドで、この餌食(えじき)になればM&A[合併と回収]により会社は乗っ取られる運命に立たされる。岳上の会社は、まさにその餌食になろうとしている矢先だった。「岳上君、君もしくは君の部下達がファンドにその実態を知られようと当会社は一切、関知しないからそのつもりで。成功を祈る!」「…」上司の人事部長の峠にミッション・インポッシブルのように告げられた特殊任務課の課長、岳上は、沈黙したまま一礼すると部長室を出た。ミッション・インポッシブルと違うのは、直接、言われたたことである。^^彼が率いる特殊任務課...雑念ユーモア短編集(84)やるだけやる
伊勢神宮内宮へお参りの 道すがら うさ 師匠 その辺で うろん なと一杯喰うていきまへんか うさ子 そうじゃのう …
高校時代には、何かしらロック関係の楽器をやってる知り合いが同学年に20人以上はいました 他の学年にもそのくらいはいて、バンドがたくさんあったので文化祭の時には…
(49)アレコレの別話である。アレコレとしなければならなくなった砂木は、ついつい疎(うと)ましくなる自分を戒めた。疎ましくなったのは、疲れ+処理しなければならない物事の多さ・・が原因していた。なんといっても一週間、多忙に追われ、心身ともに疲れ果てていたのである。『だが、しなければ、俺以外に誰もする者がない…』砂木の脳裏を駆け巡る雑念は次第に膨れ上がっていった。『よしっ!ともかくやろうっ!』決心して意気込んだまではよかったが、何から手を付けていいのか?の算段がつかない。砂木は、ふたたびドッシリと腰を下ろし、雑念に沈み込んだ。『アレだけでも片づけるか…』決断し、とにかくアレコレのアレだけをやることにした砂木はアレを処理し始めた。すると案に相違して物事がスンナリと運び出したのである。アレヨアレヨという間に、アレ...雑念ユーモア短編集(83)アレコレ2
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